「花と兵隊」のご紹介Indicates Possessive

映画「花と兵隊」のご紹介です。

 
http://www.hanatoheitai.jp/
 
【概要です】
出征先の東南アジアで第二次世界大戦終戦を迎え、現地に残った未帰還兵たちの生の声をとらえたドキュメンタリー。家庭を持ち、現地で生活を営む未帰還兵たちが、日本へ帰らなかった理由を語り、生々しく衝撃的な戦争体験を告白する。撮影当時20代だった松林要樹監督が3年に及ぶ取材を敢行し、元兵士たちの心の奥でくすぶり続ける心情を導き出すことに成功。壮絶な体験を語る老人たちの表情のかげりに、胸を強く締め付けられる。
ストーリー:タイと旧ビルマの国境付近。多くの日本兵が戦死したり帰国したが、今もこの地で老後を送る者たちがいる。パオ族の女性と結婚した坂井勇は精米所を経営し、裏庭をカレン族やパオ族の人たちに貸しながら生活を送っていた。また、藤田松吉は800体の遺骨を集めて慰霊塔を自費で建てた。今、戦争の悲惨さが実際に体験した数少ない彼らの口から語っていただける数少ない本当のお話です。


【ストーリーと現実】
タイと旧ビルマの国境付近。
今から60余年前。タイやビルマ、カンボジア、ミャンマー、サイゴン(現・ベトナム)。
多くのアジアの国々に16歳くらいからの若者の日本兵が、愛する家族や兄弟、姉妹、親戚たち、日本の国を守るという大儀を、細い背中に背負って戦争のために駆り出されました。
結局、アジアの東端に位置する小さな島国「日本」は負けてしまうわけですが、終戦間近から終戦後、多くの若者が戦死したり帰国するなか、昭和から平成になった現在でもこの地で癒えない思いを背負いながら老後を送る、多くを語ろうとしない、まぎれもない日本人の元兵士、戦争がなければどこにでもいたであろう、日本人がいます。
ある人は、寺院に匿ってもらいながら、ある人は日本人であることを隠しながら・・・。
そんな、戦争に行かなければ普通の生活を送っていたであろう、多くの若い日本人の、今はもう、数えるほどしかいなくなってしまった日本人の"本当の物語"です。

あるいは、「物語」といってしまってはいけないのかもしれません。
この映画はフィクションでも、夢物語でもないのです。

本当にあった、「昭和」という時代の、現実。
今では、現実として起こっていたなんて思いたくもない出来事。
でも、まぎれもない本当の話。

事前に知っていたら、誰もが体験したくない、多くの若者の人生の話。
現実の話。

ITや学問、インテリシェンス、どんなに時代が偽りの発展を遂げても忘れてはいけない、
"真実の話"です。

そんな未帰還兵の中でも、もう数少ない日本人、「坂井勇」。
彼は終戦後、パオ族の女性と結婚し、精米所を経営し、裏庭をカレン族やパオ族の人たちに貸しながら生活を送っていました。

また、「藤田松吉」は彼と共に傷や風土病に苦しめられながらジャングルをさまよった同じ境遇でアジアに散った800体の遺骨を集めて慰霊塔を自費で建てて生きていました。

この現実を、僕より一回りほども若い松林監督が、僕がずっと成し得なかった思いを"映像"という、みんなに伝える術で昨年、かたちにしてくれました。

平和に慣れすぎた今、戦争の悲惨さと悲しみ、今の時代を生きる人々への警鐘を彼らの口から語ってもらえる、今、全ての人が目をそむけることなく、理解しておくべき映像記録です。

※このページは下記のwebサイトを元に弊社代表野田が再構成してお届けしています。



花と兵隊

(C) 2009 Yojyu Matsubayashi

花と兵隊

(C) 2009 Yojyu Matsubayashi
http://www.cinematoday.jp/movie/T0007705