マーケティング領域の産学連携脳波測定からwebメソッドまで

産学連携についての考え

~ まだまだ不十分な内容ですが、私共の産学連携の一部を御紹介しています。
ご参考ください。 ~

1.産学連携についての考え

1)これまでの活動。
私共は10年以上前から、大学で研究されている先生方や研究者の方と一緒に研究しながら、産業界のマーケティング課題を解決する活動を通して、「ポスドク問題」に起因する研究者の方々の諸問題解決のご支援なども行っています。

産学連携については、主に大学等の研究機関によって開発された理工系の技術シーズを
民間移転することによって産業を活性化させようという国の政策があります。
この具体的な活動をバックアップするために、「大学等技術移転促進法(TLO法)※」
が1998年8月に施行されています。
私共は、マーケティング活動を支援する企業ですので、理工系の研究開発シーズというより、どちらかというと社会科学系の研究開発シーズ、例えば、「消費者行動がどのような要因によってもたらされているのか」といった要因を解明するための統計技術や、一見すると売上向上の施策が打ちづらい「複雑に絡み合った顧客集団のグルーピングや関係性の分解と組立て」、さらに予測モデルの構築などのマーケティング技術に対する課題解決に長きに渡って携わっております。

2)産学連携を支援する理由-現在の日本におけるマーケティング領域の産学連携
マーケティング課題を高次元で解決するための方法論や、その解決の糸口となりそうな研究を行っていらっしゃる大学の研究者の方と連携を行なおうとすると、今でも機密保持契約書(NDA/Non Disclosure Agreement)が研究機関に整備されてなかったり、企業側で整備されていても、研究者の要望や研究領域との微妙な、しかし研究者にとっては非常に重要な条項に対する配慮が欠如しているなど、相互の良好なマッチングや交流によりもたらされるはずの新たなthinkの創造を阻害する事例が多く見受けられます。
今後、グローバル経済下での日本の役割とポジションを考慮した、「オリジナリティに富む有益な研究開発を関与者相互の最適な利益を確保しながら社会還元する」という次世代に対応したミッション実現には、理工系や社会科学系などの研究領域の特性に配慮しながら、研究者が人生をかけて研究している数多くのすばらしい独自研究と、その背景を理解した利己主義に偏らない産業界の理解が必要だと考えています。
私共marke-JINは、私たち自身が「マーケティング領域の研究者であり実務家である」という特性を活かし、産業界と研究者の相互の立場を理解し汲み取ることができる『数少ないマーケティング領域の研究支援部隊』です。

※大学等技術移転促進法(TLO法)
正式には、「大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律」
詳細は、こちら

3)情報誌や学会情報をもとにした有望技術シーズの発見の困難さ。
永年マーケティング・アドバイスやコンサルティングを実践していると、当初想定していた解決要因の所在が、実は全く別の象限に存在するという事例が数多く見受けられます。
一方、研究者の研究領域についても、対象となっている研究課題を解決するナレッジの構成要素の中に、研究者が想定していない企業のマーケティング課題を解決する強力なパワーを持ったコンテクストが含まれる事例も多く見てきています。
言い換えれば、一見すると自社のニーズと関係性が薄いように見える技術シーズも、実は研究の背景や研究の元となる考えやフレームを理解し、公平な第3者的立場でアレンジすると、研究シーズと企業側のニーズがダイレクトに結びつくケースが多いのです。

2.マーケティング・アドバイザーとしての産学連携支援機能

企業・研究者の相互の良好な関係性と究極的で有意義な産学連携のためにいくつかの機能やルールを設定しています。エネルギッシュでワクワクする、何ものにも変えがたい楽しい感動を体験するために、どうぞ宜しく御理解ください。

1)フィルター機能
単にマーケティング活動に積極的な企業であるというだけで、その全てをマッチングさせようとするつもりありません
なぜなら、技術シーズを求めている企業にも連携を希望する大学側にも良好な関係性が構築できる場合とそうでない場合が残念ながら存在し、どんなに歩み寄っても同様の課題が払拭されないケースがあるからです。
しかし、密接で緻密な話し合いを行う以前から簡単に相互があきらめずに済むように、研究者の研究成果とその研究思想、活用に対する研究者の要望を汲み取り、それらの理解が正しく浸透する企業かどうか、連携プロジェクトが完了した後でも良好な関係性が保持できるかどうかなど、公平なルールに則った上でのマッチングの可能性を精査してプロジェクトを進めることをを旨としています。

・マッチング・フィルターとして弊社内で課しているルール(一部)
(1)研究成果への理解と背景にある研究思想への共感度合い
(2)模倣についての意識
(3)類似・周辺技術開発の実績や体制
(4)類似・発展技術を開発・発見した際の社内システムや思想
(5)産学連携に対するトップマネジメントのリーダーシップ  等


2)研究成果と課題解決のハブ機能
私共が目指しているのは、産業界の持つマーケティング領域の課題と研究者の研究領域とのハブ機能。単なる産学連携のパイプ役ではありません。
これからの究極の産学連携で重要なフレームは、相互の状況を仔細に把握した上で、お互いの尊厳の上に位置するエネルギーの沸き立つような「連携による拡張と創造」だと考えています。
では、拡張と創造はどのような時に発生するのでしょうか。
連携を希望される企業の中にある、業界特有の商慣習や知識、繰り返し行われる議論や会議によって編み出される研究や検討、これら企業側での日々の活動によってもたらされる知見も当然マーケティング課題を解決する大きなドライブとして機能します。
しかし一方で、せっかく有益なこれらの知見も、企業によっては暗黙知として認識されているのにマーケティング機能の中で組み込まれていない場合や、有益な知見の発信者が組織のマイノリティに属しその有益性の検証がされず時間経過と共に忘れ去られているなど、実は企業側にも研究者の研究ロジックに含まれない有益なドライビングナレッジが存在します。
私共は、研究者の技術シーズと企業のこうした有益なベリードナレッジ(buried knowledge)とを紡ぎ合わせることで、単なるパイプ役ではない、研究者、企業の相互に有益なハブ機能をもった連携を支援することを目指しています。

3)グローバル展開を行う際にも模倣されづらい強いマーケティング技術を開発するために。
真似のされない商品やサービスとは何でしょう。一体、どのような用件を満たせば簡単に模倣うされない商品やサービスの開発はできるのでしょうか。
その答えは、「いかに真摯に限られた資源の範囲内で研究開発するか」にかかっているのだと思います。

・産学連携についてのお願い
1)発見する感動の共有とベリードナレッジを紡ぎ合わせることによる感動の共有を
  目指してほしい。
2)トップマネジメントの強力なバックアップの元での連携担当者に対する権限の委譲
  を行ってほしい。
3)研究成果の完成度の向上のために、継続的な事後検証データの収集機能を整備
  してほしい。

・私共の産学連携の指針
~ 相互に納得のいく、腑に落ちる連携を目指して ~
(1)研究者の研究思想と権利の保持。
(2)マーケティング課題のバックグランドを理解した企業ニーズを満たす研究志向。
(3)プロジェクトが軌道に乗るまの直接折衝の原則禁止。
(4)相互の機密情報の守秘。
(5)当初の契約外の当該課題に有益な発見領域に対する予算の柔軟対応。


3.産学連携希望の方へ
1)民間企業の方へ
・大学や研究機関には、すばらしい多くの研究成果がございます。
・色々と記載していますが、プロジェクト着手前に詳細を御説明いたします。
・難しくお考えになることはございません。最適なコーディネートで貴社の飛躍の
 ドライビング・フォースとして活動します。どうぞお気軽にお問い合わせください。
 こちらからお待ちしています。

2)大学や研究機関の研究者の方へ
・継続して可能な限り多くの研究者の方とお会いする活動を行っております。
・私共は先生方やポストドクターの方、研究者の方の研究のドライビング・フォース
 として活動します。
・常時、連携をご希望される研究者の方を募集しています。
・どうぞお気軽にお問い合わせください。こちらからお待ちしています。