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マネジメント・エッセイ(3)「意思決定の5つの要因」

2015-06-01 (Mon) 15:04
「真の顧客志向」と「意思決定の5つの要因」

残念なことですが、経営層という立場にいらっしゃる方でも、スピーディーな意思決定をされず悩まれたり、一度決定したことが何度も揺らいでしまう方がいらっしゃいます。
その意思決定が、経営者だけのプライベートな行動に影響することであれば、アドバイスする側にはなんら関係ないことですが、仕事柄、その会社のスタッフの方や取引先の方、そして、時にはお客さまにも多大な影響が生じます。
はっきり申し上げると、優柔不断な意思決定、又は、意思決定自体をしないということは、多くの無駄を生じさせる大罪です。
経営者の方には、感情的に「悩む暇はない」ということと、4つの要因に沿って考えれば、自ずと最善の意思決定が可能であるということをお伝えしたいと思います。

まず最初に、「時間」と「予算」です。
発注者側でも、受注者側でも、社内で事を起こすにしても、どの意思決定にも必ず「時間」とかかる費用である「予算」が必要です。
当然ながら、「時間」も「お金」も有限な資源ですので、重要な要因の中に含めておく必要があります。
次に、「リスク」と「便益」です。
何らかの意思決定を行う時には、リスクはつきものです。せっかく時間とお金を投資しても、リスクの計算が甘くて低い成果しか獲得できなかったり、計画していたプロジェクト自体が雲集霧散してしまうということは、実は、よくあることです。
一方、便益については、記述するまでもないかもしれませんが、単純な便益でなく、多角的な視点で便益を考察すると、当初、ひとつの意思決定で済むと考えていたことが別の意思決定が必要になったりする場合があるものです。

そして、最後にはやはり、「真の顧客志向」です。
これまでに述べた、4つの要因の中心に「顧客志向」を位置付け、顧客にとって真に必要なモノ・コトは何なのかを一瞬で判断頂きたいと思います。
意思決定をスピーディーに、公平に行う。
これも経営者にとっての当たり前の役割だと思っています。
 
s.n 2015/06/01